機能で選ぶ?料金で選ぶ?防犯ブザーを選ぶときの4つのポイント

自分が子供の頃は、こんなに防犯ブザーをつけている子供はいなかったと思うくらい現在の子供は防犯ブザーを持ち歩いています。商品の中にはランドセルやカバンにつけることができるように設計されているものも多く存在します。

そんな防犯ブザーですが、選ぶときに注意しなくてはならないポイントがいくつかあります。

1度防犯ブザーを購入すると、続けて2度3度と購入することはありません。ここで防犯ブザーの選ぶポイントを学び、失敗しない防犯ブザー選びをしましょう。

防犯ブザーの選び方

では、ここからは防犯ブザーを選ぶポイントを紹介していきます。

防犯ブザーと言えば『音』ですが、ただ音が鳴るだけではいけません。危険から身を守るのに適した音の大きさがあります。

音の大きさ以外にも「なるほどね」と思ってしまうポイントがいくつか存在しますので見ていきましょう。

音が大きい物を選ぶ

防犯ブザーを使用するとき一番重要なのが音の大きさです。万が一の時に防犯ブザーを使用しても、音が小さければ意味がありません。

防犯ブザーの使用目的は、音を鳴らして相手を威嚇し周りの人にも気付いてもらうことです。その為、防犯ブザーの音の大きさはできるだけ大きいものにしましょう。

音の大きさ(dB)音の大きさの目安
120デシベル飛行機エンジン近く
110デシベル自動車のクラクション
100デシベル電車が通るときのガード下
90デシベル犬の鳴き声(正面5m)
80デシベル地下鉄の車内・電車の車内
70デシベル掃除機・騒々しい街頭
60デシベル普通の会話

音の大きさを表す単位でdB(デシベル)という単位があります。防犯ブザーを選ぶ際には、このデシベルに気をつけながら選んでいきましょう。

防犯ブザーはいつどこで使用するかわかりません。防犯ブザーの音が小さすぎると、街中の騒音や電車の音にかき消される恐れがあります。そのことを考え上記の表を見てみると、60、70デシベルでは音量が小さすぎます。防犯ブザーを選ぶ際には90デシベル以上の商品を選ぶようにしましょう。

防犯ブザーの音の種類にも気をつけよう

防犯ブザーを選ぶ際には音の大きい物を選ぶのがポイントですが、音の大きさだけではなく、音の種類にも気を付けるとさらに防犯効果が高まります。

音の種類というのは、防犯ブザーが作動した時に鳴るブザー音の種類です。ブザー音は防犯ブザーの種類によって変わります。『ピーピー』と鳴り続ける物や『ブー』と鳴る物もあります。

そこで1つ面白い防犯ブザーを紹介します。

こちらの防犯ブザーの特徴は警報音です。ブザーを作動させると女性の声で「キャー!たすけてー!」と大音声で叫んでくれます。

街中で住んでいる人は、さまざまな騒音に慣れてしまって普通のブザー音では注視してくれません。しかし「キャー!たすけてー!」と女性の叫び声が聞こえたらどうでしょう。普通のブザー音に比べ少しは注視してくれる可能性が高まります。

1つの例を紹介しましたが、このように音の種類に気を付けるだけで防犯効果を高めることになります。この音の種類が絶対に良いというのはありませんが、相手を威嚇し周りの人間が注目しやすい音にするのが大きなポイントです。

操作しやすい物を選ぶ

防犯ブザーには、ボタンを押して作動させる物や、ヒモやピンを引いて作動させる物があります。

防犯ブザーを使うのは子供です。『もしも』の時に簡単に使えなければ意味がありません。防犯ブザーを選ぶ際には、実際に子供に触ってもらい使いやすいかどうかを聞いてみるのも防犯ブザー選びのポイントです。

MEMO
操作しやすい防犯ブザーを選ぶのは大事ですが、誤作動には注意しましょう。少しの衝撃で作動したり、ヒモやピンが引っかかりやすい作りの物は誤作動しやすくなります。

持ち歩きやすい物を選ぶ

防犯ブザーのサイズは、大きい物から小さい物まで様々です。

サイズが大きいから効果が高いということはありませんし、サイズが大きすぎると子供が持ち歩くのを嫌がります。防犯ブザーを選ぶ際には、なるべく子供が持ち歩きやすいサイズの物を選びましょう。

MEMO
ランドセルに取り付ける設計になっている防犯ブザーもあるので、『学校用』『その他用』と2つ用意しておくのもおススメです。

簡単に止められない物を選ぶ

防犯ブザーは簡単に作動できる物を選んだほうが良いのですが、簡単に止められる物はいけません

相手を威嚇するために使用しても、防犯ブザーを取り上げられてしまい簡単に止められてしまえば、その後の危険が大きく広がります。

ブザー停止方法が複雑な物にしておくことで『もしも』の時の危険を回避する可能性が高まります。

例えば、ピンを引っ張って作動するタイプの防犯ブザーでも、『ピンが抜けきるタイプ』『ピンが抜けきらないタイプ』の2種類があります。この2種類で比較すると、『ピンが抜けきるタイプ』のほうがピンを戻さなければブザーが止められない設計になっているため、簡単に止められない防犯ブザーとなります。

MEMO
誤作動した時に止められるように、子供にブザーの停止の仕方を練習させましょう。

いざという時のために事前練習を

何でも練習が必要と言われますが防犯ブザーも例外ではありません。どんなに効果的な防犯ブザーを選び、子供に持たせたとしても『もしも』の時に使えなければ意味がありません

子供は危険や恐怖を感じた時に声を出せないことが多いと言われています。

声を出すことができなくても、防犯ブザーを使用することで周りに助けを求めることができます。しかし、防犯ブザーの使い方がわからなければ、助けを呼ぶことができなくなります。

防犯ブザーの作動点検も含めて、月に1度は子供と使い方の練習をしておくと、いざという時に使えるようになります。

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