空き巣が1番多い時期はいつ?季節の特徴を知り空き巣被害を防ごう

冬も終わりに近づくと温かくなり暖房器具を使わなくても快適に過ごせる時期になります。春が訪れるころには暖房器具を片付けてしまうご家庭が多いのではないのでしょうか。

さて、日本では春夏秋冬と季節がありますが、この中で最も空き巣被害が多い時期はいつなのかご存知ですか?

極端に被害が偏る時期はないものの、季節によって空き巣被害に遭いやすい時期があるようです。

今回は、空き巣被害が多い季節、なぜその季節に空き巣被害が多くなるのかについて紹介していきたいと思います。

1年間で空き巣被害が多くなる季節はいつ?

東京都 空き巣の認知件数の月別発生比率(2014年~2016年)

出典 アルソック

上記の表を見てもらえればわかる通り、空き巣被害は冬から春にかけて増加する傾向があることがわかっています。6月~8月の夏の時期は1年間で最も被害が少なくなる時期です。

夏の時期に空き巣被害が少なくなるということは、泥棒にとって夏の時期は空き巣をしづらい季節ということがわかります。

このことから考えると、夏の時期に被害が少なく、冬から春にかけて被害が増加する理由を知ることができれば空き巣被害に遭う可能性を低くすることができるかもしれません。

では、さっそく夏の時期に空き巣被害が少ない理由について見ていきましょう。

夏の時期に空き巣被害が少ない理由

空き巣被害で最も多い侵入手口はどのような方法はご存知ですか?

それは、『無締り』と呼ばれる鍵のかかっていない玄関扉や窓から侵入する方法です。無締りは、侵入手口というよりは住んでいる人の鍵の閉め忘れが原因です。外出する際に必ず鍵を閉めておけば防げる被害なのですが、意外に鍵を閉め忘れて出かけてしまう人は多いようです。

侵入手口一戸建住宅共同住宅
無締り46.5%46.1%
ガラス破り36.6%16.9%
施錠開け・ドア錠破り4.7%5.4%
その他12.3%31.7%
外出時には戸締り確認!空き巣の侵入手口1位の『無締り』が危ない

夏の時期に空き巣被害が少ない理由は、この無締りが原因と考えられています。

夏の時期になるとエアコンなどの冷房器具が欠かせなくなります。エアコンを使用するときは、冷たい空気が外に逃げてしまうため窓を開けっぱなしにして使用する人はいないと思います。

この、当たり前のように窓を閉めて過ごしている夏だからこそ空き巣被害が少なくなっていると考えられているのです。

夏が過ぎ、冷房器具が必要ない秋になると、暑くもなく寒くもないとても過ごしやすい時期になります。秋になると窓を開けて過ごす人が増えてきます。こうなってしまと空き巣被害に遭う可能性が高くなってきます。

外出の際にしっかり窓の鍵を閉めて出掛けていれば被害に遭う可能性も少なくなるのですが、ついつい鍵を閉め忘れて出かけてしまう人が多いのです。

冬になると日の入りが早くなる

秋が過ぎ冬になると今度は空き巣の行動しやすい季節になります。

冬は夏に比べ日の入り時刻が早くなります。だいたい夏場だと7時ごろでも明るいことが多いですよね。しかし、冬になると4時ごろには日の入りし7時ごろは真っ暗になっています。

この、日の入り時間も空き巣被害が多くなる1つの原因となっています。

空き巣が夜だけ行動するのかといえばそうではないのですが、夜行動する空き巣はたくさんいます。夜であれば人の目に付きにくく狙いを定めた家に侵入できるからです。

夜の時間帯を得意とする空き巣にとっては、暗い時間が長ければ長いほど犯行を成功させやすくなるのです。

行楽シーズンで家を留守にすることが多くなる

秋や冬になると行楽シーズンになるため、数日間家を留守にする家庭が増えるようで、こちらも空き巣被害が増加する原因の1つだと言われています。

秋になれば紅葉の季節になります。少し遠くまで紅葉を見に行きゆっくりと過ごす人が増えるでしょう。冬になればウィンタースポーツの時期になり日帰りで遊びに行く人もいますが、数日間の泊まり込みで遊びに行く人もたくさんいます。

このように、秋や冬はなにかと出掛けることが多くなる季節です。もし、住んでいる人間が帰ってこないとわかっていれば空き巣は余裕をもって家の中を物色することができます。物色する時間が長ければ長いほど被害が大きくなってしまいます。

まとめ

夏の時期が最も空き巣被害が少ないとはいえ空き巣被害がないわけではありません。

「夏だから防犯対策は適度に」「冬だから防犯対策はしっかり」のように、時期によって防犯対策の仕方を変えるのはおすすめできません。空き巣はいつあなたの家を狙っているのかわかりませんので、1年通して防犯対策はしっかりとしておきましょう。

当たり前のことですが、外出する際は玄関扉や窓の戸締りは必ずするようにしましょう。たったのこれだけでも空き巣被害を防ぐ大きな要因になります。

空き巣の侵入手口で最も多い方法は『無締り』と説明しましたが、その他にもさまざまな空き巣の侵入手口が存在します。無締りであれば、鍵の閉め忘れをなくすことにより被害を防ぐことができますが、その他の方法を防ぐには素人の防犯対策では難しいものがあります。

もし、あなたがしっかりとした防犯対策をしたいと考えているのであればホームセキュリティサービスを利用することをおすすめします。ホームセキュリティサービスであれば、365日24時間あなたの家を防犯のプロが見守ってくれますよ。

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