「隣の家に泥棒が入った」と聞いて、あなたはどんな侵入方法をイメージしますか?ほとんどの人の場合外出中に被害にあったのだろうと想像するのではないでしょうか。
実は泥棒に侵入される状況は外出中だけではありません。あなたが家にいる時間帯を狙って侵入している場合もあるのです。泥棒から家を守るには侵入手口を知ることが必要になります。
泥棒の3つの侵入手口
泥棒が使う有名な3つの侵入手口を紹介します。
泥棒は住人が不在の時のみ犯行を行うと思われがちですが、実は在宅時でも関係なく犯行に及ぶ場合があります。状況に合わせて侵入手口を変えてくるので注意しましょう。
空き巣
泥棒の侵入手口と聞いて、ほとんどの人がイメージするのがこちらの方法です。
空き巣とは、その家に住んでいる人が外出中などで不在の時間帯を狙い侵入する方法です。住人が不在中に侵入しているので、泥棒は金目の物を探しやすく、犯行が成功しやすくなります。一度侵入されると被害を防ぐのが難しいこともあり、泥棒の侵入方法としては一番多いと言われています。
居空き(いあき)
居空きとは、住人が在宅中に忍び込み金目の物を盗む方法です。普通の感覚では少し信じられない方法ですが、居空きにより被害にあっている家族もいます。
居空きによる被害例を見ると、2階建て以上の一戸建てに住んでいる家族に被害が多く出ています。
2階がリビングの一戸建てがあるとしましょう。家族揃って夕食を食べていたり、テレビを見るというような住人がリビングに集まるような状況がどの家族にもあると思います。その状況を狙い1階にある金目の物を狙って犯行をします。
1階の寝室に貴重品などを置いている家庭は十分注意しなければなりません。
忍び込み
忍び込みとは、住人が就寝中に侵入する方法です。就寝中ということは被害は夜中か多くなります。
夜眠りにつくときには寝室で眠ることが多いと思います。忍び込みで犯行をする泥棒は、リビングなど寝室以外に貴重品が置いてある家を狙います。犯行時間が夜中になるので近所の人間に目撃されるリスクも少ないです。そのため空き巣に続いて被害の多い方法になります。
被害者にならないための対策法
侵入被害にあう家がどんな家か知っていますか?
それは泥棒が侵入しやすい家です。防犯対策をしている家よりも、対策していない家のほうが侵入しやすいからです。当たり前のことを言っていますが事実です。
被害にあってから防犯対策をしても意味がありません。自分の家を守りたいのなら最低限の防犯対策をしましょう。
外出時は必ず鍵を閉める
住宅への侵入手口で一番多いのが「無施錠」。つまり鍵の閉め忘れです。泥棒からすれば鍵の閉め忘れはとてもありがたいことです。カギが開いていれば、玄関に限らず窓でも侵入してきますので、お風呂場や玄関の窓が小さいからと言って油断してはいけません。泥棒はどこからでも侵入してきます。外出するときは、必ずすべての鍵を閉めてから出かけましょう。
窓ガラスを強化する
侵入手口で2番目に多いのがガラス破りです。単純に窓ガラスを割って侵入する方法です。単純な方法ですが、ガラス破りは時間もかからず侵入できるので、多くの泥棒が侵入方法として使っています。対策としては、ハンマーで叩いても破られにくい防犯ガラスにすることが理想ですが、すべての窓ガラスを交換しようとするとそれなりの金額がかかりますので、防犯フィルムを窓に貼ることでも十分に効果があります。

防犯グッズで対策する
家を泥棒の被害から守るには、泥棒の嫌がることをしましょう。泥棒の嫌なことと言えば「光」「音」などです。防犯グッズには人の動きに反応し光をあてる物や、窓を開けると反応するセンサーなどがあります。センサーが鳴り響いたまま空き巣に入るような泥棒はなかなかいませんので侵入しやすそうな場所に設置しておくだけでも効果的です。
ホームセキュリティを導入する
空き巣はあなたの外出中を狙って侵入してきます。当然ですがあなたは被害にあっていることを家に帰るまでは気付くことができません。ホームセキュリティを導入しておけば、不正に窓を開けられたのをセンサーが反応し警備会社に自動通報することができます。
また、在宅時居空きや忍び込みの気配がしても怖くて自分では対処できない場合なども、非常ボタンを押すことで警備会社から安全のプロが駆けつけてくれます。素人の力ではどうにもならないことでも、その道のプロに頼むことで解決してくれることもあります。防犯対策でお悩みの方は相談してみるのも良いでしょう。
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