「自分の家には盗まれるものがないので空き巣に侵入されても大丈夫です」なんて会話を聞くことがあります。
このようなことを言う人は、空き巣がなにを盗むのか知らない人です。
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目次
空き巣が好んで盗む物と共通点
空き巣が家に侵入して盗むものは、現金や宝飾品だけではありません。盗まれるものがなにかわかっていれば、もし被害にあってしまったとき、被害を最小限に抑えることができます。
空き巣の大原則
空き巣が盗むものを知る前に、空き巣がなにを意識して盗むものを決めているのかを知っておく必要があります。空き巣は金目のものだからと、何でもかんでも盗んでいるわけではないのです。4つのポイントに当てはまる金目の物を盗んでいきます。
4つのポイントとは
- お金に変えれるもの
- 足がつきにくい
- かさばらない
- 重たくない
この4つに当てはまる金目の物ならなんでも盗みます。
まず1番は単純にお金に変えられるものです。(宝飾品など)次に2番はお金に変えられても、お金に変えたことにより犯行がバレてしまうような物は盗みません。
3番と4番は、犯行するにあたって簡単に身動きが取れるようにするためです。
たとえば、いかにもお金がたくさん入ってそうな金庫と財布があったとします。その場合、空き巣は金庫は盗まず財布のほうを盗むでしょう。金庫のような大きく重いものでは、運ぶのが大変になり、人目にも付きやすいため財布のようなポケットにも簡単に入るようなものを盗みます。
このポイントを踏まえたうえで、空き巣がどのようなものを盗むのか見ていきましょう。
現金
空き巣の被害物で一番多いのが現金です。理由は現金だからです!当たり前のことを言っているようですが、空き巣の目的は金目の物を盗み、最終的に現金に変えることです。初めから現金があればそれに越したことはないのです。
バッグ、財布、宝飾品など
現金の次に多いのが、バッグや財布、宝飾品などです。こちらは簡単に現金に変えられ、宝飾品はものによって高値で売れることもあります。物が比較的小さくかさばらないので、犯行を行う際行動しやすいのも理由の一つです。
キャッシュカード、クレジットカードなど
キャッシュカード、クレジットカードのどちらとも犯行を行う際の4つのポイントは当てはまっています。暗証番号さえ分かってしまえば、キャッシュカードを使いATMで現金を下ろすことができますし、同じ理由でクレジットカードを使うこともできます。
商品券、有価証券、株主優待券など
こちらはほとんど現金のような扱いです。商品券などはそのままの状態でも使うこともできますし、金券ショップに持っていけば現金にも変えることができるので、空き巣に探し出されたら間違いなく盗まれるでしょう。
パソコン、携帯電話、各種電化製品など
今の時代パソコンや携帯電話を持っていない家庭はないでしょう。現金、キャッシュカードなどは隠してあり、探すのに手間がかかっても、パソコンなどの電化製品は置いてある場所がだいたい決まっているので、空き巣からしたら探す手間が省けるので狙われやすいです。
実は安全?キャッシュカードなどカード類が盗まれない理由
空き巣に盗まれやすい物の中にキャッシュカード、クレジットカードとありましたが、最近では被害が少なくなっています。その理由としては、盗んだはいいけど使いずらいからです。どちらもカードを現金に変えることはできませんし、なんと言ってもリスクが高すぎるからです。
キャッシュカードで現金を下ろそうとすれば、銀行かコンビニのATMに行く必要があります。どちらにも防犯カメラが設置しており、自分の姿が動画として残ってしまいます。今の時代キャッシュカードの悪用をなくすために、たくさんの防止策がなされています。そんななかで盗んだカードを悪用しようとするのは自殺行為になります。
クレジットカードも同じ理由です。カードを使って高価な物を買うことができても、防犯カメラに映像が残ってしまっては証拠が残ってしまいます。
それでもキャッシュカードやクレジットカードが盗まれ、不正に現金を下ろされてしまうという事件がなくなっていないことも事実です。防犯カメラなど気にしないという恐れ知らずの空き巣もいるでしょうし、現金を下ろすだけではなく、その他のことで悪用されることもあるので、どこかに保管する際は十分安全な場所に保管しましょう。
空き巣被害にあってしまったときは
いつあなたが空き巣被害にあうかわかりません。万が一の被害に備えて、どのような手順で、どのような対応を取るべきかを把握しておきましょう。
何も触らず、すぐに警察に連絡をする
外出から家に帰ってきて、ドアを開け部屋を見ると、部屋中が荒らされグチャグチャになっています。こんな状態のときは、なぜこんなことになっているのか分からず、パニックを起こすでしょうが、そこは冷静になり何も触らず警察に連絡をしましょう。
ここでは何も触れないというのが重要です。通報を受け警察が駆けつけてくれます。警察は被害状況を確認し、盗難届出証明書を発行しててくれます。この盗難届出証明書は不正利用時の盗難保険の申請、身分証の再交付のために使います。
不正利用を防ぐための手続きをする
空き巣に盗まれたものが、キャッシュカードや個人情報が分かるものの場合、すぐにでも不正利用を防ぐ手続きをする必要があります。空き巣が個人情報を使って何をするかわかりません。ここからは一秒でも早く対応してください。
通帳、キャッシュカード、クレジットカード
カード会社の受付窓口へすぐに連絡し、状況を説明して利用を停止してもらいましょう。その際、盗まれた身分証明書についても伝えておくとスムーズに進みます。
もし、不正利用されてしまった場合には、カード会社の保険が適用されることがあります。保険内容はカード会社によって違うので調べてみましょう。この手続きの際、盗難届出証明書が必要になります。
携帯電話
自分が利用している携帯会社のコールセンターへ連絡し、使用の停止をしてもらいましょう。
その他、個人情報書類
その他に、印鑑、運転免許証、健康保険証、パスポートなどの個人情報が記載されている書類を盗まれた場合にも、不正利用されないために使用の停止をしましょう。空き巣は金目の物だけを盗むとは限りません。
一度被害に合ったら要注意
何度も言いますが、被害にあった場合には一刻も早く対応する必要があります。
それでも残念ながら盗まれてしまったものが不正利用されることもあります。被害にあった直後は、あまりのショックで普通の精神状態でいられないかもしれません。
それでも一度冷静になって考えてみてください。空き巣に入られたと言うことは、その家は空き巣にとって入りやすい家ということになります。
一度被害にあったから次は大丈夫なんてことはありません。二度目があった時のために、しっかり防犯対策をしましょう。
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