空き巣退治だワン!番犬で防犯対策って効果あるの?

ホームセキュリティを導入することにより、契約した警備会社のステッカーを玄関扉に貼ることができます。このステッカーは「この家はホームセキュリティを導入していますよ」という空き巣の抑止効果にも非常に役に立つと言われています。

警備会社のステッカーの他には、『防犯カメラ作動中』『セールスお断り』『猛犬注意』などのステッカーが玄関扉に貼られているのをよく見ます。

その中の『猛犬注意』というステッカーは、「番犬がいるので家に近づかないほうが良いですよ」と警備会社のステッカーと同じく防犯対策の一環として貼っている家が多いです。

この記事では番犬はどれほど防犯対策に役立つかなど、番犬に対する知識を紹介します。今では昔に比べ、番犬で防犯対策をするという考え方は少なくなっています。番犬が少なくなった理由がきっとあるはず。

猛犬注意のステッカーとは

いろいろ紹介する前に猛犬ステッカーがどのような物なのかを見てみましょう。さまざまな種類のステッカーがありますが、ここでは1種類だけ紹介します。

さまざまな猛犬ステッカーがありますが、大体『猛犬注意』『噛みつくことがあるので注意』などがステッカーに書かれています。中には『噛まれても一切責任をとりません』という少々無責任ではと感じることも書かれている場合があります。

ステッカーごとに書かれていることは違いますが、相手に伝えたい内容はどれも同じで「危険なので家には近づかないでください」ということを示しています。

番犬に向いている犬と向いていない犬

番犬は防犯対策になるのかを見ていく前に、まずは番犬に向いている犬と向いていない犬を見ていきましょう。

番犬として犬を飼うのであれば、人懐っこい犬ではダメです。番犬に適した犬とは、縄張り意識や警戒心が強い犬になります。玄関が開く音などに敏感に反応してくれる犬が番犬に向いていると言えるでしょう。

番犬に向いている犬

番犬に向いている犬を一部紹介します。

どちらかというと日本の犬に比べ、海外の犬のほうが番犬の適性があるようです。

ドーベルマン

出典 http://www.animalplanet.com

番犬と言えばドーベルマンと思う方も多いのではないでしょうか。警察犬として活躍していることもあり強くて怖いイメージがありますが、実は家庭犬としても最適な犬という意外な面をもっています。

ドーベルマンは、飼い主に従順で賢く飼い主以外には懐きません。訓練を受ければ番犬として十分力を発揮してくれます。

ブル・マスティフ

ブルマスティフ

出典 子犬のへや

温厚で愛情深い性格をしているブル・マスティフですが、防衛本能が強い犬としても知られており、自分の家族が危険に及んだ時には過度なまでに家族を守ろうとする犬です。

強面の見た目とは反対に、とても優しい犬なので家で飼うのにも適した犬となっています。

柴犬

出典 わんちゃんホンポ

日本の犬と言えば柴犬です。今では海外にも柴犬愛好家が多いことでも有名です。柴犬は番犬としても非常に優秀な犬で、家族への忠誠心や家への愛着が強く、侵入者がいた場合には必死で家を守ってくれます。

ガンコで気難しい性格をしていると言われていますが、日本人の間では非常に馴染み深い犬です。

番犬に向いていない犬

番犬に向いていない犬を一部紹介します。

番犬に向いているかどうかは、体の大きさは関係ありません。番犬に向いていない犬の特徴は心優しい犬が多いようです。

ゴールデンレトリバー

出典 わんちゃんホンポ

ゴールデンレトリバーは、人間に対して友好的な犬です。

体が大きい犬なので番犬には最適かと思いきやそうでもありません。ゴールデンレトリバーは警戒心が薄く人懐っこい性格のため、番犬としては向いていない犬とされています。

ラブラドールレトリバー

出典 わんちゃんホンポ

ラブラドールレトリバーはとても温和な性格をしています。

番犬に向いている犬は警戒心が強いのとは逆で、ラブラドールレトリバーは物音などがしても無駄吠えするようなことがほとんどありません。そのため番犬には向いていない犬と言えるでしょう。

番犬は防犯対策になるのか

では、本題の犬を飼うことで防犯対策になるのかですが、結論から言うと「防犯対策にならないわけではない」といった感じです。

微妙な言い方になっていますが、正直なところ犬がいても気にしない泥棒は多いようです。

いくつか番犬が防犯対策になりにくい理由を紹介していますので見ていきましょう。

専門的な訓練を受けてこそ番犬の力を発揮する

番犬が防犯対策になりにくい理由としては、家庭犬に専門的な訓練をさせている人は滅多にいないからです。

それなりの訓練を受けた犬を飼っているのならば、泥棒が侵入した際に十分力を発揮してくれるとは思いますが、訓練を受けていない犬であれば相手を威嚇するために吠えることくらいしかできないでしょう。普段からよく吠える犬だとしたら、近所の人も「また隣の犬が吠えてるわ」くらいにしか思わないでしょう。

注意
飼い犬が人を噛んでケガをさせた場合は、飼い主が刑法第209条の過失傷害罪に問われます。防犯対策として飼い犬に専門的な訓練をさせる場合は十分注意しなくてはなりません。

犬の大好きな食べ物を与えれば

番犬がいることで通りすがりの思い付き犯行の抑止力にはなるかもしれませんが、前もって計画し犯行に及ぶ泥棒に対しては番犬効果はあまりないようです。

事前に犬を飼っていることがわかっていれば『犬が大好きな食べ物』を持っていけば良いのです。単純な方法ですが、犬をおとなしくするには非常に効果的な方法です。なかには睡眠薬入りの食べ物を与え眠らせるなんてことも・・・。普段は凶暴な犬でも寝てしまえば関係ありませんからね。

番犬よりもホームセキュリティのほうが効果的

人間の良き友である犬ですが、専門的な訓練を受けることができれば防犯対策として効果を発揮することができます。

しかし、訓練を受けさせ家を守れるほどの番犬にするには時間が必要ですし、このご時世『番犬』よりもホームセキュリティを導入したほうがよっぽど防犯対策になります。

犬は「今」を一生懸命生きています。明日のこと、1週間後のこと、1年後のことを考えたり心配したりする犬はいません。

また、自分の好きなことや心地よいものに素直であることや、愛することの素晴らしさを教えてくれます。

人間には色々な悩みがあると思いますが、犬を見ていると「今を大切に、一生懸命、素直に生きる」ことが大切だということを教えてくれます。

引用 わんちゃんホンポ

犬は大切な家族の一員です。もし、番犬を使って防犯対策しようとしているのであれば家の防犯対策はセキュリティ会社に任せましょう。

そして、大切な犬とは豊かな人生を送るためのパートナーとして一緒にいることが良いのではないでしょうか。

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