女性限定の防犯対策!「男性用下着をベランダに干す」は本当に効果あり?

世の中には様々な防犯対策があります。防犯対策と聞くと、あなたはどんな方法を思い浮かべますか?

この記事では、ちょっと面白い女性のための防犯対策を紹介します。誰にでも簡単にできる防犯対策になっているので、この記事を読んだ後に試してみると良いでしょう。

男性用下着で防犯対策

泥棒や痴漢被害から身を守るために『男性用の下着を外に干す』という防犯対策(以下「パンツ防犯法」とします)が、密かに知れ渡っています。

なかには「そんなふざけた方法では防犯対策にならない」という意見も多数ありますが、パンツ防犯法は十分理にかなった防犯対策となっているのです。

泥棒と痴漢には2パターンの人間がいる

パンツ防犯法の効果を説明する前に、犯罪を行う人間のことを少しだけ説明しておきます。

泥棒や強姦をする人間には大きく分けて2パターンの人間がいます。1つ目は、突発的に犯行を行う人間。2つ目は、計画的に犯行を行う人間です。

どちらのパターンの人間が危険かと言うと、犯罪行為をしているのに変わりありませんのでどちらも危険になります。

今回の防犯対策であるパンツ防犯法は、後者の『計画的に犯行を行う人間』に効果がある防犯対策になっています。

計画的な犯行を企んでいる人間がする行動

泥棒や強姦を企んでいる人間は、家に侵入するためにある行動をとります。ある行動というのは『下見』です。

下見をすることにより、その家に住んでいる人間の情報を知ることができます。家の情報を知ることで、目的を達成できるかどうかを判断することができます。犯行に及ぶ人間によって下見のポイントは変わりますが、大体の人間は性別や家族構成、外出時間や帰宅時間などの情報を確認しています。

男性用の下着が防犯対策になる理由

では、パンツ防犯法の効果について説明していきます。

パンツ防犯法の大きな防犯効果は、女性の一人暮らしだと気付かれないようにすることです。男性用の下着をベランダに干すことにより、その家には女性だけではなく男性も一緒に住んでいると相手に思わせることができます。

このパンツ防犯法は、相手にそう思わせるということが一番のポイントになります。

犯行を企んでいる人間の立場になって考える

ここからは犯行を企んでいる人間の立場になって考えてみます。もし自分がその状況になったらと考えると効果を理解しやすくなります。

では、女性への性的暴力を目的としている人間の立場で考えてみましょう。

計画的に犯行に及ぶ人間が目的を達成できるかどうかの判断をするために下見をすることは先ほど説明しましたね。今回の『女性への性的暴力』の犯行に及ぶにあたっての下見ポイントは、女性一人暮らしかどうかです。

目的は女性への性的暴力ですからターゲットは当然『女性』です。もう1つのポイントの『一人暮らし』は、女性に性的暴力を行うときに一人暮らしのほうが邪魔が入らず目的を達成しやすいからです。

この2つの下見ポイントは家の外から簡単に確認することができます。

まず女性が住んでいるかどうかは、カーテンの色やデザインから判断することができます。色で判断するならピンクなどの明るい色、デザインから判断するなら花柄のカーテンなど判断するポイントはいくつもあります。

カーテンの他には洗濯物から判断することもできます。ベランダに干している洗濯物が毎日女性ものの洗濯物ならば、女性が住んでいることだけでなく一人暮らしであることも容易に判断することができるでしょう。

このように、ちょっとした光景だけで女性の一人暮らしかどうかは判断することができます。

では、ここからが男性用下着の出番です。

ベランダに干している洗濯物が女性ものしかなかったら女性の一人暮らしだと容易に判断することができます。しかし、この洗濯物の中に男性用下着が何着か混ざっていたらどうでしょう。家の外から見るだけで女性の一人暮らしだと簡単に判断することができますか?住んでいる人間のことを知らなければ「男性と一緒に住んでいるのかも・・」という考えになるのが普通です。

計画的に犯行を行う人間はリスクを嫌います。リスクが少ないかどうかを判断するための下見です。女性の一人暮らしを狙っているのに、わざわざ男性用下着が干してある家に侵入しようと考える人間はいません。

このように、「もしかしたら・・」と相手にほんの少しの疑問を抱かせることが大きな意味をもつのです。

効果的な下着の種類は?

ボクサーパンツ、トランクス、ブリーフなど、男性用下着といっても種類がたくさんあります。

パンツ防犯法に適した下着を選ぶポイントは『男!!』とすぐにわかるような下着を選ぶことです。「この家には男性が住んでいますよ」とアピールするために男性用下着を干すのですから、遠くから見ても男性用下着とはっきりわかるものを選ぶようにしましょう。

このような男性用下着をベランダに干しておけば、外から見たら男性が住んでいると思われるのではないでしょうか。

種類ではなく一目で男性用下着だとわかるものを選ぶのがコツです。

外から見て男性が住んでいるような工夫をしよう

パンツ防犯法は、ただ男性用下着を干していれば良いというわけではありません。外から見て男性が住んでいると思われるような工夫をしなくてはなりません。

例えば、毎日同じ男性用下着を干していたら不自然ですよね。自然に男性が住んでいることをアピールするためには、男性用下着を5、6枚用意しておき、毎日下着の種類を変えましょう。そうすることで、外から見た光景に信憑性が増します。

何度も言いますが、パンツ防犯法は本当に一緒に住んでいると思わせることが大事なポイントです。

MEMO
下着以外にも、男性用の洋服などを一緒に干しておくことで、より一層防犯効果が高まります。

自分の下着は室内干しが基本

外から女性用下着が見えることで、『あの家は女性の一人暮らしかもしれない』とマークされる危険性があります。目を付けられないためにも、なるべく自分の下着は室内に干すようにしましょう。

しかし、どうしても室内干しが嫌という時には、他の洗濯物で隠すか、ベランダの低い位置で干すなど工夫しましょう。

パンツ防犯法はカモフラージュ

パンツ防犯法は、誰でも気軽にできる防犯対策です。一人暮らしの女性は一度試してみると良いでしょう。

しかし、効果のある防犯対策だからと安心してはいけません。パンツ防犯法は言ってしまえばただのカモフラージュです。万が一カモフラージュがバレてしまい相手に目を付けられてしまったら対処することができません。

どんな防犯対策も同じですが、一つの方法だけに頼ることはせず、いくつかの防犯対策と併用させることにより身を危険から守ることができます。

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