ホームセキュリティを契約するときのデメリットの1つに『契約期間』があります。
基本的にどの警備会社のサービスでも5年契約と長期契約を結ぶことになります。
そこまで長期的に利用するつもりはないけど、ホームセキュリティ自体は利用したい人にとっては困った契約内容となっています。なかには、1週間や1ヵ月だけサービスを利用したいという人もいます。
そこで、この記事では短期間だけホームセキュリティサービスを利用する方法について紹介したいと思います。
短期間の出張で家を開けなければならない人や海外旅行に行くため家を留守にしなくてはならない人は必見です。
セントラル警備保障の留守宅ガード
短期間でも利用可能なホームセキュリティサービスを提供しているセントラル警備保障。
セントラル警備保障のホームセキュリティと言えばファミリーガードアイが有名です。豊富な契約プランに加え料金設定も比較的安くなっているので利用しやすいサービスとなっています。
今回紹介するのは留守宅ガードというサービスプランです。
留守宅ガードは、最短1週間から利用できるホームセキュリティサービスとなっています。短期間から気軽に利用することができるので、出張や旅行中に利用する以外にも、ホームセキュリティを試しに利用してみたい人にもおすすめのサービスとなっています。
留守宅ガードのサービス内容と料金設定
留守宅ガードのサービス内容は、ほかのホームセキュリティサービスと同様に、自宅に防犯センサーを設置し異常発生時にはガードマンが自宅へ緊急出動します。
留守宅ガードの特徴としては、設置する防犯センサーがワイヤレス空間センサーのみということです。
ワイヤレス空間センサーのみだから危険ということはありませんので安心してください。あくまで短期的に利用するサービスとして考えられているため、簡易的に設置することのできるセンサーを利用します。必要に応じてセンサーの数は変更することができます。
留守宅ガードが利用できる期間は1週間から6ヵ月です。
6ヵ月以降になると長期契約となるため通常のホームセキュリティサービスであるファミリーガードアイを利用することになります。
2つのオプションサービス
留守宅管理サービス
専門スタッフに室内の換気・植物の水やり・通水・清掃・郵便物の取り込みを依頼することができます。短期間とはいえ留守中の自宅を管理してもらえるありがたいサービスです。
価格 6,156円(税抜 5,700円) 1回1時間以内
スタッフの交通費 950円
不定時巡回サービス
自宅周辺をガードマンが不定時で巡回します。(自宅の外周のみの巡回となります。)
価格 5,400円(税抜 5,000円) 1回30分以内
留守宅ガードで本当に安全を守れるのか
『留守宅ガードのサービス内容と料金設定』でも少し触れていますが、留守宅ガードで設置することのできる防犯センサーはワイヤレス空間センサーのみです。
通常のホームセキュリティで利用することのできる防犯センサーと言えば、空間センサーのほかに、玄関扉や窓に設置する『開閉センサー』があります。開閉センサーは外からの侵入者を感知するには必要不可欠な防犯センサーです。開閉センサーがない分、留守宅ガードの防犯レベルは低くなると考える人は結構いるようです。
確かに、開閉センサーを設置しているほうが防犯レベルが高くなり安全性が高まります。しかし、空間センサーだけでも自宅の安全は十分守ることができます。
開閉センサーより空間センサーのほうが安全
ホームセキュリティを導入すると、基本的には『開閉センサー』『空間センサー』を設置することになります。2つのセンサーを設置する理由の1つに、二重の防護壁を作るという理由があります。
二重の防護壁とは
- 開閉センサーの役割:外からの侵入を防ぐ
- 空間センサーの役割:万が一侵入されても室内で侵入者を感知する
万が一開閉センサーが破られても空間センサーがあれば侵入者を感知することができます。
ここでのポイントは、開閉センサーは突破される可能性があるということです。
開閉センサーの弱点は、扉や窓が開かなければ作動しないという部分です。万が一窓が割られてしまえば突破される可能性があります。
その点、空間センサーの場合は熱に反応して作動するセンサーとなっているため簡単に突破することはできません。
留守宅ガードで設置する防犯センサーが開閉センサーのみだとしたら危険ですが、空間センサーを設置するため二重の防護壁がなくても十分防犯性が高いのです。
留守宅ガードを利用するうえでの注意点
留守宅ガードを利用するときにいくつか注意することがあります。
開始希望日
留守宅ガードを利用するには、警備開始希望日の2週間前までに申し込みをする必要があります。前日などに申し込みをしてもサービスを利用することができないので、予定が決まり次第、早めに申し込みを済ませるようにしましょう。
鍵を預ける
緊急対応時のために自宅の鍵を預ける必要があります。なかには自宅の鍵を預けたくない人もいるようですが、その場合サービスを利用することができなくなるので注意してください。
留守宅ガードの提供エリア
北海道、宮城、福島、東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、静岡、愛知、大阪、兵庫、京都、滋賀、岡山、広島、福岡
留守宅管理サービス
北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉、静岡、愛知、大阪、兵庫、京都、滋賀、岡山、広島、福岡における公共交通機関沿線のみ対応しています。
まとめ
最短1週間からホームセキュリティを利用することができるのはセントラル警備保障だけです。留守宅ガードはホームセキュリティサービスを始めて利用する人でもお試し感覚で気軽に利用することができるのでおすすめです。
ゴールデンウイークなど長期連休の時には空き巣の被害が増えると言われています。楽しい家族旅行が終わり、家に帰ってきたら室内が荒らされていたという事件は過去に山ほどあります。
被害にあってからでは全てが手遅れです。短期間でも自宅を留守にするのであれば、防犯のプロに警備をしてもらうのが1番安全です。
こちらの記事もどうぞ
ホームセキュリティについて詳しく知りたい方は、下記の記事を読んでみて下さい。
きっと、あなたの役に立つはずですよ!

コメントを残す