ホームセキュリティサービスというと、一戸建や分譲マンションのようないわゆる持ち家を防犯対策するためのサービスと思われがちですが、賃貸住宅にもホームセキュリティを導入することはできます。
一人暮らし用のワンルームマンションのような物件でも大丈夫です。
しかし、賃貸住宅にホームセキュリティを導入する場合、注意しなくてはならないポイントがあります。
賃貸住宅に住んでいる方でホームセキュリティを導入するのであれば、この記事で紹介するポイントに注意しましょう。
目次
賃貸住宅でホームセキュリティを導入する時の注意点
自分の持ち家であれば、特に何も気にすることなく自分の好きなようにサービスを利用することができます。
しかし、賃貸住宅の場合はそう簡単にはいきません。
まず、はじめに賃貸住宅に住んでいる人が理解しなくてはならないのが、自分の住んでいる物件は人から借りているということです。当たり前のことですが、人から借りている物件で自分の好き勝手はできません。
賃貸住宅でホームセキュリティを導入するのであれば、自分の住んでいるい物件は人から借りているということをしっかり理解しておきましょう。
ホームセキュリティを導入するときは借主の許可が必要
ホームセキュリティを導入する際、本体コントローラーや防犯センサーの取り付けをするための工事が必要になります。工事と言っても大掛かりなものではなく簡単な工事です。
しかし、簡単な工事であっても本体コントローラーや防犯センサーの取り付けのため壁に穴を開ける必要があります。
この工事をするときに貸主や管理会社の許可をもらっていないと思いがけないトラブルを引き起こす可能性があります。
借主の許可を取ることはホームセキュリティの導入に限った話ではなく、エアコンやトイレのウォシュレットなどの工事でも必要になります。
ホームセキュリティを導入する場合は、自分だけの判断ではなく貸主や管理会社に必ず相談をしましょう。
引越しをするときに原状回復で引き渡す必要がある
賃貸住宅から引越しをする際、原状回復といって住んでいた部屋の損傷部分を修復してから貸主に引き渡す義務があります。
原状回復と言っても借りた当時のように戻す必要はありません。まずは、どこからどこまでを借主である自分が負担をするのか理解しておきましょう。
国土交通省から出されている「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」
「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・ 過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」と定義し、その費用は賃借人の負担とされています。
わかりやすくざっくり説明すると、普通に住んでいて自然に生じた壁の黄ばみや傷みは貸主が負担するということになっています。
工事でできた損傷はどうなるのか
自然に生じた汚れや傷みは貸主が負担するということはわかりました。
では、ホームセキュリティ導入の際の工事でできた損傷はどうなるのかということですが、「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」から考えると、借主が回復費用を負担するということになります。
しかし、退去時の修繕費は敷金から賄う場合や毎月の家賃に含まれているのが一般的です。
賃貸住宅でホームセキュリティを導入する場合は、退去時の契約を確認してからの導入をしましょう。
賃貸住宅に導入できるおすすめホームセキュリティ
ホームセキュリティを導入するときの注意点がわかったところで、続いては賃貸住宅におすすめのホームセキュリティを紹介します。
ALSOKアパート・マンションプラン
アルソックの賃貸用ホームセキュリティアパート・マンションプラン。
基本的なサービス内容は、ホームセキュリティBasicと同じになります。
ホームセキュリティBasicとの大きな違いは料金プランです。アパート・マンションタイプということもありリーズナブルで利用しやすい料金体系となっています。
▼公式ホームページの料金例▼
料金プラン | 月額料金 | 工事費 | 機器費 |
お買い上げ | 3,000円 | 35,000円 | 139,800円 |
レンタル | 5,420円 | 35,000円 | |
ゼロスタート | 6,010円 |
さらに契約期間にもホームセキュリティBasicとの違いがあります。
通常ホームセキュリティを契約すると基本的には5年間の契約期間になります。
しかし、アパート・マンションプランであれば短い年数での契約も可能になっているため、気軽にホームセキュリティサービスを利用することができます。
SECOMマンションプラン
セコムの賃貸用ホームセキュリティマンションプラン。
基本的なサービス内容は一戸建てプランと同じになります。
一戸建てプランとの大きな違いは、アルソックと同様に料金体系です。一戸建てプランに比べて利用しやすい料金体系となっています。
▼公式ホームページ料金例▼
料金プラン | 初期費用 | 保証金 |
機器買い取り | 152,500円 | |
機器レンタル | 43,000円 | 20,000円 |
機器買い取りプランの初期費用は、設置機器の個数や設置状況によって料金が異なります。
まとめ
賃貸住宅にホームセキュリティを導入する際には、自分の考えだけで行動するのではなく貸主・管理会社と相談をしましょう。
近頃では、はじめからホームセキュリティが導入されている物件も増えています。そのことからもわかるように侵入犯罪に敏感になり防犯対策をしっかりしなくてはならない時代になっています。
昔と違いアパートやマンションだからと安心できる時代ではありません。
自分で防犯対策をするのも良いですが、万が一防犯対策が破られた時のことを考えてみましょう。破られた後はどうすることもできません。
もしホームセキュリティを導入していたら万が一の時には防犯のプロが駆けつけてくれます。何かあった時に誰かが助けてくれるというのはとても心強いことです。
ホームセキュリティについてもっと詳しく知りたい方は、まずは資料請求(無料)をしてみましょう。資料を見ることによって、ホームセキュリティの必要性を理解することができます。
こちらの記事もどうぞ
ホームセキュリティについて詳しく知りたい方は、下記の記事を読んでみて下さい。
きっと、あなたの役に立つはずですよ!

コメントを残す