ホームセキュリティを導入している人の評判で、「セコムやアルソックのホームセキュリティは誤報が多い」との評判をよく耳にします。
在宅中に突然警報音が鳴り慌てて避難したけど実際は誤報でした。ホームセキュリティを導入していると、このような状況に出くわすことが多々あります。
『ホームセキュリティ作動=緊急事態』と認識している人は多いため、誤報が起きた場合には必要のない危機感を感じてしまいます。
そもそも、なぜ誤報が起きてしまうのか気になりませんか?
玄関扉や窓が不正に開けられたわけでもなく、料理を作って大量の煙が出ているわけでもありません。こんな状況でも誤報が起きることがあるのです。
この記事では、誤報が起きてしまう原因について調べています。緊急事態を素早く察知するホームセキュリティならではの原因がありました。
操作ミスによる誤報
まず、1つ目の原因は『操作ミス』です。
こちらの原因は、利用者の操作ミスによる誤報になるので、どちらかというとセキュリティ会社側から見ての誤報です。
ホームセキュリティを導入したばかりで操作に慣れておらずセキュリティ機器を作動させてしまった。このような状況はよくあります。特に高齢者の一人暮らしや子供が住んでいる家庭でなりやすい状況です。
ホームセキュリティの警備モードの変更時には注意して操作しましょう。
月を確認するために窓を開けたらセコムに迎撃された。 警備員のおっちゃんゴメン誤報です m(__)m
— げーにん (@geinin) 2017年10月4日
やべー、セコム誤報させてまった( ノД`)
— みーくん (@m1kn_356) 2015年4月28日
私のうっかりでセコムさん着ちゃった・・・誤報で解除したんだけどスマホの知らない番号だったからでなかったよ。ごめんなさい。
— カリーナまま (@carinamama) 2015年3月29日
おばあちゃんの誤操作でセコム鳴ったぁぁぁぁ…まだパジャマだったのに管理人さんやら来て大騒ぎ(T ^ T)セコムさんごめん誤報です。。。こんな休日の始まりやだww
— あいる (@rabbiru) 2013年5月20日
誤作動による誤報
続いては、利用者の操作ミスでもなく玄関扉や窓が不正に開けられたわけでもないのに誤報が起きてしまう場合です。
この場合、誤報の原因についてはいろいろありますが、1つ言えることは「セキュリティ機器になにかが反応した」ということです。
台風のような風が強い日には窓がガタガタと強く振動する場合があります。この振動にセキュリティ機器が反応してしまい誤作動を起こすことがあります。
ほかには、家で飼っているペットが防犯センサーに反応してしまうというケースもありました。
このように、意図しないことで誤報や誤作動が起きてしまうことがあります。このような状況が続くときは、セキュリティ会社に相談し、防犯センサーの場所を変えるなり対策をとりましょう。
誤報だったみたい。台風のせいかな。
ALSOKが原チャリできたし、結局消防車もきたようだ。
しかし大きなマンションなのに避難住民は10人もいなかった。家賃かなりするから入居率悪いんかな。ていうか周囲の住民もいなかった。うるさい中寝てるのか?
せっかく寝入ってたのに目が覚めたわ。— がるる WF 6-05-06 恥じらい堂 (@outofbase) 2017年10月22日
家帰ったら、SECOMさんが来てた( ̄▽ ̄;)猫が進入して誤報でした。SECOMさんいると安心ですね(^o^)/ pic.twitter.com/m6kpAGSl9m
— 黒ちゃん@963 (@KuroJzx963) 2017年1月21日
ガードマンは無意味に見える行動を繰り返す
たとえ誤報だったとしてもセキュリティ会社のガードマンは異常が起きたとみられる家に緊急出動します。
異常事態発生時の基本的な流れは
- セキュリティ機器が反応する
- セキュリティ機器がセキュリティセンターへ異常信号を自動送信
- 異常信号を受けたセキュリティセンターはガードマンに緊急出動の指示
- ガードマンは現場へ急行
- 3、4と同時にセキュリティセンターの人間が契約者へ連絡し状況報告・確認
5番の『契約者へ連絡』で現場の状況を確認するので、ここで初めてセキュリティ会社は誤報かどうかがわかります。当然、状況確認をしている間にガードマンが現場に到着してしまうことがあります。
もしも誤報だった場合には意味もなく緊急出動したことになります。まさに、骨折り損のくたびれ儲けですね。
しかし、意味がなかったとしてもそれで良いのです。
セキュリティアドバイザーから聞いたガードマンの仕事
以前、大手セキュリティ会社のセキュリティアドバイザーの方にお話を聞いた時、緊急通報の80%~90%は誤報によるものと聞きました。
それほどまでに多い誤報、セキュリティ会社にしてみれば迷惑しかないように思います。
しかし、アドバイザーの方によると『誤報を確認することも警備業務の1つ』と話していました。また、ガードマンになるための研修でも、「ほとんどの緊急通報は誤報だ。しかし、たとえ誤報だとしても本当の異常発生時と同じように行動しなさい」と、しっかり教育されているそうです。
警報が鳴ってセコムが来てしまった!誤報の緊急の確認が非常に多いとの事。警報が鳴ったら駆けつけるのが仕事らしい。迅速な対応に感謝!?
取り敢えず、午前中で良かった(^^;)— ハイチュウ (@Cherie_1015) 2015年10月26日
誤作動はセキュリティ機器が高性能だから起きる
誤報や誤作動が起きることは利用者からしてみれば不信感を抱く原因そのものです。
「ここのセキュリティ会社はだいじょうぶなのか」「セキュリティ機器が壊れてやしないか」「万が一の時正常に作動するのか」。ホームセキュリティ利用者の口コミや評判を調べてみると、やはり不信感を抱いている人がたくさんいました。
しかし、考え方を少し変えてみてください。
ホームセキュリティサービスで利用することのできる製品は、セキュリティ会社が長年研究して開発してきた製品がほとんどです。
セキュリティ機器はどんな手口を使う侵入者がいても素早く感知できるように作られています。その分、ちょっとした衝撃にも反応して誤作動を起こしてしまう時があるのです。
それほど高性能なセキュリティ機器に守られているということになります。
大切な家や家族を守るために低性能なセキュリティ機器を導入しますか?
そんなはずはありませんよね。大切な家や家族を守るには、敏感に反応してくれるくらいのセキュリティ機器のほうがちょうどよいのです。
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