アルソックの『まもるっく』とセコムの『ココセコム』。
実際利用している方の口コミ、評判を参考に、サービス内容を徹底比較しています。
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目次
まもるっく・ココセコムとは?
『まもるっく』『ココセコム』とは、アルソック、セコムが提供しているGPS機能を搭載した携帯通報端末です。
監視対象に持たせることにより、監視対象の位置情報を確認することができます。
GPSでの位置情報のほかに、緊急時にガードマンが現場へ出動する、駆けつけサービスも利用することができます。
どんな時に使うサービス?
『まもるっく』『ココセコム』は、主に子供や高齢者の安全を守るためのサービスです。
子供の利用シーン
年 | 18年 | 19年 | 20年 | 21年 | 22年 | 23年 | 24年 | 25年 | 26年 |
略奪・誘拐件数 | 86件 | 82件 | 63件 | 77件 | 91件 | 83件 | 95件 | 94件 | 109件 |
警視庁調べ 子供(13歳未満)の被害件数
日本は他の国と比べると安全な国と言われていますが、それでも毎日のようにどこかしらで事件が起きています。その中に子供が被害となる事件も多く発生しています。
子供が巻き込まれる事件の一つで誘拐事件があります。
平成26年の被害件数を見ると、109件も誘拐事件が起きています。約3日に1人の割合で事件が起きています。
万が一自分の子供が誘拐被害にあってしまったとき、位置情報確認サービスがあればすぐに居場所を特定することができ、それ以上の被害拡大を防ぐことができます。
また、『あやしい人に後をつけられている』などの不安な時には、駆けつけサービスを利用することで、誘拐被害を未然に防ぐことも可能になります。
高齢者の利用シーン
人間は年齢を重ねるごとに、だんだん身体が弱ってきます。
高齢者の中には、「自分は元気だから大丈夫」と無理をしながら生活をしている方が多いです。その結果、外出中に転んで倒れてしまったり、持病の悪化で動けなくなってしまうことがあります。
そんな時、『まもるっく』『ココセコム』があれば、高齢者の緊急時に駆けつけ、救急車の手配や警察への連絡などの対応をしてくれます。
高齢者の両親と離れて暮らしている場合に持たせておくと安心できるサービスです。
まもるっくの特徴
まもるっくとは、アルソック(綜合警備保障株式会社)が提供しているGPS搭載の携帯用通報端末です。
通報機能
緊急通報
中央のボタンを長押しすることでアルソックに緊急通報することができます。
ライフリズム異常感知
一定時間、まもるっくの操作がない場合には、センサーが異常事態発生と判断し警報音を鳴らします。この際、警報音のキャンセル操作がなければアルソックに自動通報されます。
転倒感知
転倒し動けない状態でも感知センサーが反応しアルソックへ自動通報します。(転倒感知機能は、一定の条件下のみで反応します)
位置検索機能
現在の位置情報の確認
監視対象の現在の位置情報を確認することができます。
エリア出入り通知
自宅や学校など、あらかじめ設定した場所をまもるっくが通過するとお知らせします。(10ヵ所まで設定可能)
定時刻位置検索
『○○時の位置情報』というように、あらかじめ設定した時間に位置情報をお知らせします。(曜日ごとに5回まで設定可能)
通話機能
状況確認サービス
緊急通報をした場合には、まもるっくを使用しアルソックの人間と会話をすることができます。主に、通報をした理由や現在の状況のやり取りをします。
指定先着信機能
あらかじめ設定した連絡先からの着信を受けることができます。(8件まで設定可能)
ALSOKヘルスケアセンター
まもるっくを使用し、アルソックが提供している健康相談サービスを受けることができます。
緊急機関への発信機能
警察、消防、海上保安本部への発信をすることができます。
駆けつけ対応
駆けつけサービス
アルソックへ出動要請があった場合には、まもるっく利用者を捜索し現場へ駆けつけます。
※駆けつけサービスを利用する際は、まもるっくの利用料金以外に出動料金が必要になります。
救急情報登録サービス
持病やかかりつけの病院の情報をアルソックへ登録しておくことにより、緊急事態の場合にはスムーズな対応をすることができます。
まもるっくの口コミ・評判
まもるっくの口コミ、評判をTwitterで探してみました。
まもるっく、ばあちゃんに持たせたい…
— ちゅんこ (@Kchunko) 2016年4月13日
ALSOKのまもるっくは外出時は身につけてるかもしれんが、家の中だと身につけてるの面倒になって外してて元も子もないっていう可能性ある。一番年寄りが倒れる可能性がある風呂場だと効果ゼロだし。
— 亡霊 (@bourei_bourei) 2016年4月15日
ALSOKのまもるっくは今後、益々需要が増えるね。単身者だらけの現代、未来に於いては、1人1台の時代が来るな。単身者にとっては、緊急時に救急車はなかなか呼べないからね。
— NJ-GD14-GF (@shinsainikatho) 2016年4月13日
突然の災害時にもまもるっくは役に立つ
地震が起きたら。息子は学校にいたらすぐは会えない。校長の許可を直接とれば持たせることができる。先日ALSOKのまもるっくを許可頂いて持たせてるけど、許可なんていらないように思うな。使い方の約束事を守るよう親が指導して、緊急時に連絡とれたほうが助かる。
— すいら@access冬ツアー (@pugsuira) 2018年6月20日
大きな地震のような災害時、子供と一緒にいられる可能性はほとんどありません。
子供は学校、親は仕事など、それぞれ別々の場所で過ごしているので都合よく災害時に同じ場所にいることは難しいでしょう。
そんな時、まもるっくを持たせておけば子供の位置情報も確認できますし、あらかじめ連絡先を登録していれば離れた場所にいる子供との会話をすることができます。
安否を確認できるのとできないのとでは災害が起きてからの行動も大きく変わりますし、安心することもできますよね。
いつ起こるかわからない自然災害だからこそ事前準備は大切なのです。
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ココセコムの特徴
ココセコムとは、セコムが提供しているGPS機能搭載の携帯用端末です。
ココセコムは、初期設定完了からから2週間までなら契約解除をすることができるため安心して申込することができます。
位置情報確認サービス
GPS衛星と携帯電話基地局を使って、監視対象の位置情報を確認することができます。
GPS機能だけでなく携帯電話基地局も使っているので、GPS電波が全く届かない場所にいたとしても携帯電話の電波が届いていれば位置情報の確認をすることができます。
現場急行サービス
ココセコムの持ち主や保護者からの要請により、セコムのガードマンを現場へ出動させることができます。
※現場急行サービスを利用する際は、ココセコムの利用料金以外に出動料金が必要になります。
通報サービス
緊急時にココセコムの通報ボタンを押すと、セコムへ緊急通報することができます。
緊急通報を受けたセコムは、あらかじめ登録してある緊急連絡先へ連絡します。その際、セコムのガードマンを出動させるかどうかなどのやり取りをします。
しらせてコール
監視対象の安否が心配な時に利用するサービスです。
保護者の携帯電話などから、ココセコムへ安否確認信号を送ります。監視対象が信号に応答するかしないかで無事を確認します。
みつめてコール
一定時間、ココセコムの使用が確認されないと自動通報する機能です。
「誰かに後をつけられている」など、なにかしらの危険を感じている時にはみつめてコールを設定します。
みつめてコールを設定すると、一定間隔でココセコムからコールがあります。このコールに対して応答がないとセコムに自動通報されます。
ココセコムの口コミ・評判
ココセコムの口コミ、評判をTwitterで探してみました。
ココセコム良いですよ。
月々数千円で安心が買える…
たかが数千円…されど数千円ですが…— アッキー@benijiji (@beni_jiji) 2017年11月24日
@Kurumi_9173
狙われたと思うと怖すぎる。
家を特定するつもりだったのかな。
ぞぞぞ( ꒦ິ ω ꒦ີ )
お子達、ココセコムとか持ってたがいいんじゃない?
ココセコムうちの子達は3年生まで持ってたよ。
安心ではありました。
月々980円〜
隊員かけつけ料1万円— Mの魔法 (@tomorrowcome_M) 2012年6月6日
お年寄りとか子供には要らない機能いっぱいの携帯よりシンプルでいいね。→ココセコムhttp://t.co/VoV5NXvH
— みどり💎 (@midoredo) 2012年3月6日
まもるっく・ココセコム料金比較
サービス内容を見てみると、どちらも基本的なサービス内容はほとんど変わりません。
同じようなサービス内容の理由は、位置情報確認サービスと駆けつけサービスが重要なサービスとなっているため、他の機能を搭載していてもあまり意味がないからです。
そうなってくると、比較ポイントになってくるのが毎月支払う料金です。ここは利用者にとって大事な部分です。
サービス内容と違い、料金体系には大きく違いがあるので見ていきましょう。
まもるっく
プラン名 | 月額料金 | 初期設定費用 | 機器料金 |
お買い上げプラン | 1,100円 | 4,500円 | 21,500円 |
レンタルプラン | 2,000円 | 4,500円 | 0円 |
駆けつけサービスは1回6,000円で1時間までとなっています。また、延長は1時間ごとに6,000円となっています。(受付から最大3時間まで)
ココセコム
毎月10回プラン | 毎月30回プラン | 毎月60回プラン | |
月額料金 | 900円 | 1,900円 | 2,900円 |
郵便で申し込み | インターネットで申し込み | |
加入料金 | 5,000円 | 4,500円 |
専用ホームページで検索 | セコムに電話で検索 | |
位置情報提供料金 | 100円/回 | 200円/回 |
駆けつけサービスは1回10,000円で1時間までとなっています。また、延長は1時間ごとに10,000円となっています。
まもるっく・ココセコム料金体系の違い
まもるっくは、お買い上げプラン・レンタルプランの違いがあるだけでシンプルな料金体系になっています。
お買い上げプランを選べば、位置情報確認サービスを毎月何回利用しても1,100円です。それ以上の料金はかかりません。駆けつけサービスも利用しやすい料金になっています。
ココセコムは定額制となっており、プランによって位置情報確認を利用できる回数が変わります。プランの回数以上に位置情報を確認する場合には100円~200円の料金が必要になります。駆けつけサービスの利用料金もアルソックと比較すると少々高くなっています。
まとめ
子供や高齢者の安全を守る『まもるっく』『ココセコム』。どちらのサービスも安全を守るには十分なサービス内容となっています。
そうすると比較ポイントとしては毎月の料金です。どちらがお財布に優しいのかがポイントになってきます。料金体系を比較すると、圧倒的にアルソックのほうが安いです。
さらに、ココセコムの場合は位置情報を確認できる回数が決められています。保護者が位置情報を確認するタイミングというのは心配な時です。
まもるっくやココセコムを利用する方は子供や両親のことが心配だからです。人によっては毎日心配な人もいます。気になった時に位置情報を確認できないのであれば意味がありません。
そう考えると、料金も安く位置情報確認サービスが無制限に利用できるまもるっくのほうが良いのではないでしょうか。
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