ホームセキュリティ契約前に!待機所から自宅まで到着時間が早い警備会社を選ぶコツ

ホームセキュリティサービスを契約すると利用することのできる『駆けつけサービス』

駆けつけサービスとは、空き巣が自宅へ侵入した時など異常事態発生時に警備会社からガードマンが出動し、自宅の安全確認や状況次第では警察・救急などへ連絡するなど状況に応じた対応をとってくれるサービスです。

こちらの駆けつけサービスは、ホームセキュリティサービスを利用するうえで欠かせないサービスとなっています。

ところで、駆けつけサービスを利用した時に出動するガードマンがどれくらいの時間で自宅まで駆けつけてくれるかご存知ですか?

駆けつけサービスを利用するということは、なにかしら異常事態が発生している状況です。そんな状況でガードマンの到着が1、2時間もかかっていては困りますよね。

この記事では、駆けつけサービスを利用した場合、どれくらいの時間で自宅まで駆けつけてくれるのかを紹介しています。

駆けつけサービスはいつ利用できるの?

駆けつけサービスの一連の流れ

  1. 設置している防犯機器から緊急自動通報、または設置機器から契約者による緊急通報
  2. 緊急通報を受けたセキュリティセンターが待機所で待機しているガードマンへ緊急出動の指示
  3. 指示を受けたガードマンは現場へ急行し状況確認、必要に応じてさまざまな対応

図:ホームセキュリティのしくみは?どこまで対応してくれるの?

出典 アルソック

駆けつけサービスは、なにかしらの異常発生時に利用することのできるサービスです。異常発生と言ってもさまざまな状況が考えられます。

駆けつけサービスを利用できる状況につい理解しておきましょう。

 空き巣などの侵入が確認されたとき

まず、駆けつけサービスを利用する状況で最も多いとされるのが空き巣が自宅に侵入など、自宅へ不審者が侵入してくる状況です。

ホームセキュリティを導入すると、自宅に防犯センサーを設置することになります。防犯センサーの設置場所の多くは、泥棒の侵入経路である玄関扉や窓です。

泥棒が侵入し防犯センサーに反応すると、自動的にセキュリティセンターへ緊急通報される仕組みになっています。緊急通報を受けたセキュリティセンターは異常事態を確認する為、待機所で待機しているガードマンへ緊急出動の指示をだします。

 本体コントローラーからの緊急通報

設置機器の中に警備モードの変更やその他の機能を利用することのできる本体コントローラーがあります。

このコントローラーには、セキュリティセンターへ通報することのできる機能が備わっています。在宅時に異常を感じ取った場合には、コントローラーについている緊急ボタンを押し、ガードマンの出動要請をすることができます。

利用状況の例

  • 在宅時に家の周辺で不審者の気配がする時
  • 体調が悪く自分では対応できない時
  • 在宅時の火災発生時
  • その他、在宅時の異常発生時

 火災センサーに反応したとき

ホームセキュリティの設置機器には防犯センサー以外に防災センサーを設置することができます。

防災センサーには熱に反応する熱式センサー、煙に反応する煙式センサーがあり、ホームセキュリティ導入時には熱、煙センサーのどちらかを設置します。

MEMO
特別な場合を除いては、熱式センサーではなく大量の煙に反応する煙式センサーを設置するのが一般的です。

防犯センサーと同様に、防災センサーが異常を感知した場合にもセキュリティセンターへ緊急自動通報がされます。

▼防災センサーについて詳しく知りたい方はこちら▼

逃げ遅れが1番危ない!火災警報器の選び方と設置場所

何分でガードマンは現場に到着するのか

緊急出動の指示を受けたガードマンは、何分で待機所から自宅に到着するのか。

駆けつけサービスの内容自体は、どの警備会社もほとんど変わらないため自宅までの到着時間がサービスを比較するときには最も重要なポイントになります。

ガードマンの到着時間には法律で定められたルールがある

法第43条の規定による警備員、待機所及び車両その他の装備の配置は、基地局において盗難等の事故の発生に関する情報を受信した場合に、その受信の時から25分以内に当該現場に警備員を到着させることができるように行わなければならない。

引用 警備業法施行細則

ガードマンが現場に到着するまでの時間には法律で定められたルールがあります。

法律で定められている時間は『25分以内』です。(地域によっては30分以内)

ルールが定められている理由は単純で事件や事故の被害が拡大しないためです。時間がかかればかかるほど被害は拡大していきます。そのため25分ルールが定められているのです。

25分以内に到着できなかった場合は

ガードマンの到着時間は法律で25分以内と定められてはいますが、時間帯や道路の状況などで25分以内に到着できないということも考えられます。

しかし、そのようなことが起きてはホームセキュリティサービスを利用している側としては困ります。

当然、ルールを守れなかった時にはペナルティを課す必要がありそうですが、実際には努力義務とされているため25分ルールを守らなくても、刑事罰などの法的制裁を受けることはないのです。

しかし、25分ルールを守らないことが続いてしまえば悪質とみなされ、行政処分や会社名を公開されたりと警備会社の評判に悪影響を及ぼすことになります。

そのため、警備会社ごとに徹底的な訓練や1秒でも早く到着するためのルート検証などが日頃から行われているのです。

自宅まで1番早く到着する警備会社を探す

自宅まで1番早く到着する警備会社を選ぶには待機所(ガードマンの発進拠点)の場所を知る必要があります。

契約件数No.1のセコムであっても自宅の近くに待機所がなければ意味がありません。待機所の場所が遠ければ遠いほど自宅に到着する時間は遅くなります。

まずは、自宅に一番近い待機所を調べでみましょう。同じくらいの距離にほかの警備会社の待機所があるならば、その他のサービス内容を比較して契約する警備会社を選ぶのが良いでしょう。

MEMO
待機所の場所については、セキュリティ上の理由からインターネットなどには公開されていません。資料請求や見積もりの際に、待機所の場所や到着までの時間について尋ねましょう。

セコムとアルソックのどちらが早く自宅まで到着するの?

警備会社と言ったらセコムとアルソックが最も有名な警備会社ですよね。

他の警備会社と比べて待機所の数も圧倒的に多いです。待機所の数が多いということは、それだけ自宅まで待機所の距離が縮まるということです。

待機所から自宅までの距離は駆けつけサービスを利用するうえで非常に重要になります。

警備会社待機所数
セコム約2,800ヵ所
アルソック約2,100ヵ所

待機所の数を比較してみるとセコムのほうが多いことがわかります。待機所の数が自宅までの到着時間を決めるわけではありませんが、サービスを比較するうえで1つのポイントになります。

まとめ

緊急時にガードマンが自宅まで到着する時間は待機所の数や距離が関係していることがわかりました。

自宅までの到着時間のほかにも、待機所が多いと嬉しいメリットがもう1つあります。

それは、もし会社の都合や家族の都合で住んでいる場所が変わってしまっても待機所の多い警備会社を選んでおけば、引っ越し先の近くにも待機所がある可能性が高いというメリットです。

ホームセキュリティサービスの契約年数は、基本的には5年の長期契約になるのがほとんどです。契約した当初は住む場所が変わることなど考えていないと思いますが、数年後のことはわかりませんよね。

引っ越し先の地域に契約している警備会社の待機所がないなんてことになったら大変です。

『もしも』のことを考えたら、待機所の多い警備会社を選んだほうが安心できます。

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